OBのお施主様から、外装リフォームの依頼をいただきました。
既存の外壁は窯業系サイティングです。
①金属サイティング で張った場合
②シリコン塗装 で塗り替えた場合
見積を比較したところ、後のメンテナンス期間を考え、金属サイティングを選ばれました。
立地条件にもよるのですが、表面の紫外線劣化、コーキング劣化がみうけれました。
金属サイティングにはコーキング納まりがなく、すべてその外装と同色の専用見切りや目地
納まりのため、コーキング劣化はありません。 その他施工時に下地として下地桟を現状の外装の上から
打ちますので、空気層ができ壁断熱にもよいと思いました。
金属サイティング下地打ちの様子です。この桟の厚みで空気層をつくり断熱的によいと思います。
左の写真の継手にはみぎの写真のような同系色の見切りが着きます。
金属サイティング外装工事は以前の外壁を壊すことなく
① 以前の外装の継手・開口部のコーキング
② 下地打ち (断熱的に空気層をとる意味もある)
③ 版体施工
④ 継手・開口施工
の手順で工事を進めました。
今年の夏の終わりに お施主さまに今年の夏の断熱効果を聞いてこようかと思っています。