伝統木造再生・家族団欒住宅
コンセプト
① 既存の軸組をそのまま利用し 現在の生活にあった間取りにする。
② 今までの伝統木造の室内の暗さを解消して どの部屋も明るく開放的に計画する。
③ 玄関ホールも広くて明るく収納もできる空間とする。
④ リビングは ホールからの採光を取り入れ自然の風も通る空間とする。
⑤ 既存の柱や梁がもつ 木の素材をそのまま生かした温かみのある仕上げとする。
⑥ 床暖房 断熱等 冬場でも暖かく家族の集える部屋を設ける。
⑦ 親から子へと 受け継がれる住宅とする。
コメント
昭和6年に伝統木造工法で建てられた母屋は 今までに発生した台風や地震に耐え 平成5年の改築を経て今回の改修に至りました。 改修の目的としては 今後起こりうると予測される東南海地震に対しての耐震工事をはじめ 地域性特徴である間取り(和室4部屋や西座敷)を家族団欒で集える 現代の生活ニーズにあったリフォームををすることで 地震等の自然災害にも耐え 家族の安全を守り新鮮で かつ住み心地のよい空間を 上記コンセプトから一緒にお客様と目指しました。